# Pinit の使い方

> Pinit でのピン留め、ステッカーの操作、ボードの復元、履歴、キーボードショートカット、pinit:// URL スキームの使い方。

## はじめに

ディスクイメージを開き、Pinit を「アプリケーション」フォルダにドラッグして開きます。Pinit はメニューバーに小さな P 字形のアイコンとして常駐します。初回起動時にはメインウインドウが開き、ピン留めの方法が一覧で表示されます。いちばん手早いのは、何かをコピーして ⌃⌥P を押すことです。

Pinit は許可を一切求めないので、macOS の確認ダイアログも表示されません。このサイトの版は初回起動時に自分をログイン項目に追加し、再起動後もステッカーが戻るようにします。オフにするには「設定 › 一般」で変更してください。

- **メニューバーのみ**: デフォルト。メニューバーにアイコンがあり、Dock アイコンはなく、⌘Tab にも表示されません。
- **メニューバーと Dock**: 両方に表示します。Dock アイコンをクリックするとメインウインドウが開き、右クリックでクイック操作、ファイルをドロップするとピン留めできます。
- **Dock のみ**: メニューバーのアイコンはありません。メニューバーが混み合っているときに便利です。設定は「設定 › 一般 › Pinit の表示場所」にあります。

## ピン留めする

どの方法でも結果は同じで、ポインタの近く、すべてのウインドウの上にステッカーが現れます。複数の項目は複数のステッカーになり、互いに隠れないよう扇状に並びます。

- **クリップボード — ⌃⌥P**: 最後にコピーしたもの（画像、テキスト、リンク、Finder でコピーしたファイル）をピン留めします。メニューの「クリップボードをピン留め」からも使えます。
- **メニューバーのアイコンへドラッグ**: ファイル、画像、リンク、選択したテキストをアイコンにドロップします。macOS 26 では、ドラッグしてくるとアイコンの下に小さな「ドロップしてピン留め」カードが開きます。アイコンかカードの上で離してください。
- **メインウインドウへドラッグ**: ウインドウ内のどこにドロップしてもピン留めされ、ウインドウは「デスクトップ」に切り替わります。
- **「このアプリケーションで開く」と Dock**: Finder でファイルを右クリック › このアプリケーションで開く › Pinit を選ぶか、Pinit の Dock アイコンにドロップします。Pinit が自分を何かのデフォルトのアプリに設定することはありません。
- **「サービス」メニュー**: どのアプリでもテキスト、画像、リンクを選択して「サービス › Pinit でピン留め」を選びます。Finder で選択したファイルには「サービス › Pinit でファイルをピン留め」を選びます。
- **ファイルをピン留め…**: パネルから 1 つ以上のファイルを選びます。Pinit が前面にあるときは ⌘O。
- **Webページをピン留め…**: アドレスを入力またはペーストします。クリップボードにリンクがあれば、すでに入力されています。⌘↩ でピン留めします。
- **新規テキストステッカー…**: メモを書きます。入力した内容が Webアドレス 1 つだけなら、ボタンが切り替わり、Webページとしてピン留めされます。
- **ターミナル**: open -a Pinit report.pdf で、指定したファイルをピン留めします。

## ステッカーの種類ごとの動作

Pinit は、出どころではなく中身によって表示方法を決めます。Finder からドラッグした PNG も、ブラウザからコピーした PNG も、同じ画像ステッカーになります。

- **画像**: PNG、JPEG、HEIC、TIFF、WebP、GIF と APNG（アニメーション）、さらに PSD、AVIF、カメラの RAW、JPEG 2000、OpenEXR、TGA、ICNS、SVG。拡大・縮小、回転、反転、書き込み、テキストの選択、翻訳ができます。
- **テキスト**: プレーンテキストとリッチテキスト、クリップボードの HTML、テキストファイル、ソースコード。その場で編集でき、ステッカーごとにフォントサイズを設定できます。
- **PDF 書類**: PDF をその場で表示するビューアです。ダブルクリックでスクロールとページ送り、Esc で戻ります。
- **書類**: Word、Excel、PowerPoint、Pages、Numbers、Keynote、RTF、OpenDocument、Webアーカイブ、フォント、3D ファイルをクイックルックでプレビューします。PDF と同じ 2 つのモードで使えます。
- **Webページ**: そのまま動く WebKit ビューです。ダブルクリックでページを操作し、Esc でステッカーを動かす操作に戻ります。
- **ビデオとオーディオ**: ビデオは消音でループ再生され、再生バーが付きます。オーディオは波形を表示します。スペースキーで再生・一時停止します。
- **その他のファイルとフォルダ**: クイックルックのサムネール、名前、種類、サイズを表示するカードです。ダブルクリックすると、そのファイルのアプリで開きます。

## ステッカーの操作

ステッカーは通常のウインドウの上に浮かびますが、メニューバーを奪うことはないので、作業中のアプリが主役のままです。ステッカーをクリックするとキーボード操作がそのステッカーに移り、以下のキーは最前面のステッカーに対して働きます。

不透明度は覚えておくと便利です。⌘ を押しながらスクロールするとステッカーが薄くなり、透けて下が読めます。0% にするとクリックが下にあるものまで通り抜けるので、トレースや見比べに役立ちます。⌘ を押し続けると再び見えるようになり、つかみ直せます。

- **移動**: ステッカーのどこでもドラッグするか、矢印キーで少しずつ動かします（⇧ を押すと 10 ポイントずつ）。
- **サイズ変更と拡大・縮小**: 端を引く、スクロール、ピンチ、または + と − を押します。1 で 100% に戻ります。
- **不透明度**: ⌘ を押しながらスクロールします。O で 100% に戻ります。新しいステッカーの初期の不透明度は「設定 › ステッカー」で設定します。
- **回転と反転**: R で 90° 回転、H で左右反転、V で上下反転します（画像）。
- **影**: S でステッカーの影のオン/オフを切り替えます。
- **コピーと保存**: ⌘C でステッカーの内容をコピーします。⌘S で画像ステッカーをファイルに保存します。
- **閉じる**: Esc、⌫、または ⌘W。閉じたステッカーは「履歴」に残り、「閉じたステッカーを再度開く」（⌘⇧T）で最後のものが戻ります。
- **すべて隠す**: どのステッカーでも ⌃H、またはメニューの「すべてのステッカーを隠す/表示」。もう一度押すと、すべて戻ります。
- **右クリック**: 上記のすべての操作に加えて、キーが割り当てられていない操作も選べます。

## 書き込み、テキスト、翻訳

画像ステッカーで Return キーを押すと、その場で注釈を付けられます。矢印、長方形、蛍光ペン、番号付きの手順、テキスト、モザイク。Return かチェックマークで保存、Esc で変更を破棄します。注釈を付けた画像がステッカーと置き換わり、再起動後も残ります。

テキストステッカーでは、Return で編集を始め、⌘↩ で終了します。

E を押すと、テキスト認識表示を使って画像内のテキストを選択できるようになります。単語をドラッグして ⌘C でコピーします。T を押すと画像内のテキストを翻訳し、訳文を元のテキストの上に重ねます。認識も翻訳も Mac 上で実行されます。翻訳には macOS 15 以降が必要で、ある言語の組み合わせを初めて使うときは Apple の言語ファイルがダウンロードされることがあります。

## ボード：再起動しても残るステッカー

Pinit は作業の途中でステッカーを保存します。ピン留めや閉じる操作のたびに、また動かしている間は数秒おきに保存します。再び起動すると、各ステッカーを元の場所に元の状態で戻します。位置、サイズ、拡大率、不透明度、回転と反転、隠していたかどうか、編集したテキスト、描いた書き込みまで戻ります。

保存するのはコピーではなく、出どころです。ファイルのパス、ページのアドレス、メモのテキスト。コピーとして保存されるのは、ペーストしたスクリーンショットや注釈を付けた画像など、元のファイルがない画像だけです。そのため、ファイルを移動または削除すると、次回そのステッカーは空のまま現れるのではなくスキップされます。ディスプレイがなくなったステッカーは、メイン画面に戻ります。

毎回まっさらな状態で始めたい場合は、「設定 › ステッカー › 起動時にステッカーを復元」をオフにしてください。

## メインウインドウ、履歴、お気に入り

メインウインドウは ⌃⌥L、メニューの「Pinit を開く…」、または Dock アイコンのクリックで開きます。ページは ⌘1、⌘2、⌘3 で切り替えます。ツールバーの「ピン留め」ボタンからすべてのピン留め方法を使え、検索フィールドでは名前とステッカー内のテキストで絞り込めます。

- **デスクトップ**: いまピン留めされているもの。「場所を表示」を選ぶと、ステッカーを見つけてくれます。隠していれば表示し、薄くしていれば不透明度を 100% に戻し、ディスプレイがなければメイン画面に移動して、輪郭を点滅させます。
- **履歴**: これまでにピン留めしたものすべてを、日ごとにまとめて表示します。「もう一度ピン留め」を選ぶと、閉じたステッカーを最後の位置、サイズ、不透明度で戻します。記録されるのはピン留めだけで、クリップボードは記録されません。
- **お気に入り**: 「履歴」の項目に星を付けると、ここに残ります。お気に入りは期限切れになりません。
- **キーボード**: ↑ と ↓ で選択、Return で場所を表示またはもう一度ピン留め、⌘⌫ で閉じるか削除、⌘F で検索、Esc で検索をクリアします。

> 「履歴」はデフォルトで 30 日間項目を保存します。「設定 › ステッカー › 保存期間」で 1 週間、90 日、無期限に変更できるほか、履歴をオフにすることもできます。デスクトップ上のステッカーとお気に入りが自動で削除されることはありません。

## キーボードショートカット

グローバルショートカットはどのアプリからでも使えます。初期状態でキーが割り当てられているのは 2 つだけで、ほかは「設定 › ショートカット」で割り当てられます。ほかのアプリがすでに使っているショートカットは、メニューの項目の横にその旨が表示されます。

- **⌃⌥P**: 「クリップボードをピン留め」（グローバル）。
- **⌃⌥L**: 「メインウインドウを表示」（グローバル）。
- **初期設定ではキーなし**: 「ファイルをピン留め…」「新規テキストステッカー…」「すべてのステッカーを隠す/表示」「閉じたステッカーを再度開く」（グローバル。キーは自分で割り当てます）。
- **⌘N · ⌘O · ⌘L**: 新規テキストステッカー · ファイルをピン留め · Webページをピン留め（Pinit が前面にあるとき）。
- **⌘⇧V · ⌘⇧T**: クリップボードをピン留め · 閉じたステッカーを再度開く。
- **⌘0 · ⌘Y · ⌘,**: メインウインドウ · 履歴 · 設定。

## 自動化：pinit:// URL スキーム

これらのリンクはどこからでも開けます。ショートカット App の「URLを開く」アクション、Raycast や Alfred のコマンド、ターミナルの open などです。テキストはパーセントエンコードしてください。スペースは %20 です。

リンクでファイルをピン留めする方法は、意図的に用意していません。URL スキームはどの Webページからでも起動できるからです。ファイルには、ドラッグ＆ドロップ、「このアプリケーションで開く」、「サービス」メニュー、または open -a Pinit を使ってください。url パラメータに指定できるのは http と https のアドレスだけです。

- **pinit://pin?url=…**: Webページをピン留めします。
- **pinit://pin?text=…**: テキストをピン留めします。Webアドレスだけの場合はページとしてピン留めされます。
- **pinit://clipboard**: クリップボードをピン留めします。
- **pinit://new**: 「新規テキストステッカー」の入力欄を開きます。
- **pinit://toggle**: すべてのステッカーを隠す/表示します。
- **pinit://reopen**: 最後に閉じたステッカーを再度開きます。
- **pinit://open · history · favorites**: メインウインドウをそのページで開きます。

```sh
open "pinit://pin?url=https://example.com"
```

## 設定

設定は、メニューバーのアイコンから、または Pinit が前面にあるときに ⌘, で開きます。

- **一般**: Pinit の表示場所（メニューバー、Dock、またはその両方）、ログイン時に起動、外観、言語、そしてダウンロード版では自動アップデート確認。
- **ステッカー**: 新しいステッカーのデフォルトの不透明度と影、起動時のステッカーの復元、履歴（オン/オフ、保存期間、「履歴を消去」）。
- **ショートカット**: 6 つのグローバルショートカットを設定、変更、解除します。
- **情報**: バージョン、このサイトへのリンク、プライバシーポリシー。

## トラブルシューティング

- **メニューバーにアイコンが表示されない**: macOS 26 では「システム設定 › メニューバー」を確認し、Pinit を許可してください。どのバージョンでも、メニューバーが混み合っているとアイコンがノッチの裏に隠れることがあります。「設定 › 一般」で「メニューバーと Dock」または「Dock のみ」に切り替えてください。
- **ショートカットが効かない**: ほかのアプリがすでに使っている可能性があります。その場合、メニューの項目に使用不可と表示されます。「設定 › ショートカット」で別のキーを選んでください。
- **ピンチすると下のアプリも拡大される**: 想定どおりの動作です。アクセシビリティへのアクセスがないため、Pinit はピンチが下のウインドウに届くのを止められません。ステッカー自体は正しく拡大・縮小されます。スクロールや + と − にはこの副作用はありません。
- **再起動後にステッカーが戻らない**: ファイルが移動、名称変更、削除されたため、空のまま表示する代わりにスキップされました。「履歴」で項目を探してください。ファイルが元の場所に戻れば「もう一度ピン留め」が使えます。
- **ステッカーが見つからない**: メインウインドウを開き、「デスクトップ」でステッカーを探して「場所を表示」を押します。隠れていれば表示され、不透明度が 100% に戻り、輪郭が強調されます。

## アンインストール

メニューから Pinit を終了し、「アプリケーション」フォルダの Pinit をゴミ箱に移動します。アプリ本体に必要なのはこれだけです。

ステッカー、履歴、画像のコピーは ~/Library/Application Support/app.kopit.pinit にあります（Mac App Store 版は ~/Library/Containers/app.kopit.pinit）。これらも削除するには、そのフォルダを削除してください。「ログイン時に起動」をオンにしていた場合、ログイン項目はアプリと一緒になくなります。

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Canonical: https://pinit.kopit.app/ja/guide
Markdown: https://pinit.kopit.app/ja/guide.md
